安田記念(2016)イスラボニータ蛯名、一週遅れのGⅠ制覇か?
先週の日本ダービーは蛯名騎手がダービー初制覇をかけてディーマジェスティで挑みましたが惜しくも3着に敗れてしまいましたね。ダービーも終わり今週はデビュー当時から手綱を握っている相棒のイスラボニータでマイルのG1安田記念に挑みます。
思い返せば2013年、蛯名騎手はこのイスラボニータで皐月賞を制してクラシックの最有力候補に名乗りを上げました。つづくダービーでは1番人気に推されましたが、ワンアンドオンリーに3/4馬身差で敗れて惜しくも2着に屈しました。その後は天皇賞秋(G1)を2年連続3着、マイルチャンピオンS(G1)3着といったようにG1レースでも健闘してきております。
得意の東京で展開も向きそう!
今年は中山記念(G2、9着)から始動し、前走は2000mの大阪杯(G2、5着)と物足りない結果に終わってしまっています。得意な東京に変わってここは巻き返したいところでしょう。昨年はマイルチャンピオンSも優勝していますが基本的には1800~2000mを主戦場としており、スタミナが要求される東京マイルは中距離を走りきれるこの馬にとって歓迎でしょう。
さらに今回のメンバー構成でモーリスを各馬が意識すればペースも緩くなりそうです。目立った逃げ馬もいないですし展開が向く可能性はあります。今年の安田記念は12,3頭と少頭数で行われそうですのでポジションもスムーズに取りに行けるでしょう。近走では脚を溜める競馬がしたいのか抑えようとしているのかわかりませんが、位置取りを犠牲にして脚を溜めるタイプではないと思うので、安田記念では先行して流れにのっていってほしいところです。
蛯名騎手の1週遅れのG1制覇、あるかもしれませんね。
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