ダノンシャークは安田記念3度目の挑戦。マイルのベテランが挑む。
安田記念に今年で3度目の出走となる“安田記念の大ベテラン”がいる。
7歳古馬のダノンシャークだ。
ダノンシャークは昨年'14年のマイルチャンピオンS(京都・芝1600m)を3度目の挑戦にしてやっと勝ち、初のGⅠ制覇を成し遂げた。GⅠは5度目の挑戦でやっと奪取し、まさに悲願の∨だった。
他にもGⅢの富士S(東京・芝1600m)や京都金杯(京都・芝1600m)を勝っており、マイル路線を地道に頑張っている。新潟の関屋記念や中山のオータムハンデでも2着と健闘し、マイルが舞台ならどこでも好走している。数々のマイル戦で活躍してきたいわば“マイルのベテラン”である。
安田記念は今年で3度目の出走となる。一度目は'13年に出走し、直線では好位から伸びてくると思ったが1番人気のロードカナロア(岩田騎手)の斜行でぶつかった不利があり、惜しくも3着に敗れた。二度目は昨年'14年に出走し、雨の不良馬場でなんとか粘っての4着だった。
とくに京都マイルの戦績は優秀である【2-4-3-1】。東京マイルの戦績は【1-0-1-3】と京都には劣るも連対率は40%と信頼度は高い。
過去のレースを見る限り、急激なギアチェンジが要求されたりトップスピード勝負となると勝ち切るには厳しいかといった印象だ。ただ、基礎的な能力が高く、レースである程度ハイペースになった中で直線で出し切ると負けないといったイメージだ。その点からもペースは流れてほしいところだろう。今年の安田記念はレースのペースが的中馬券に繋がる重要な鍵となりそうだ。
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